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IT企業向け、秋のメンタルヘルス対策

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

秋雨前線が日本列島に停滞し始めました。2016年も、いよいよ夏から秋に季節が変わろうとしています。

 

季節性情動障害をご存知しょうか。

ある季節にのみ、体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどの症状がでる気分障害のことです。

 

一般的には季節性情動障害は冬から春に多いとされていますが、猛暑が続く近年の日本においては、「秋うつ」と言われる夏から秋にみられる症状も侮れないようです。

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「秋うつ」は、一般的なうつ病の症状とは逆の主な特徴が2つあります。

・十分な睡眠をとっても眠い

・食欲が旺盛になる

 

「秋うつ」を引き起こす原因の一つは、夏から日照時間が身近来ることによる「セロトニン」と呼ばれる気持ちを明るくしたり、やる気を出させる脳内ホルモンが減少することです。

 

もう一つは、昼夜の温度差による体温調整をつかさどる自律神経への負担が大ききなることです。

 

IT企業の社員は、日光に当たる時間が元々短く、室内にいることが多いため、体温調整機能が弱っている可能性が高いと思います。

 

職場で出来る対策としては、職場の照明を明るいものに取り替えるか、職場のカーテンを閉めているのなら空けることで体内時計の調整を図り、休憩中に全社員でストレッチをするなどの運動を習慣化することで脳内ホルモンが出やすい状態にすることが効果的です。

 

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参考)秋うつの症状とは?この2つの特徴に要注意!

http://kenko-arekore.com/archives/1548.html

 

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