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IT企業の風土改善とクラウドサービス

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

以前、ご相談のあった30名規模のIT企業の事例です。

若手社員の離職に悩む企業でしたが、はっきりとした原因は特定できないが、初回のご相談で社長様が想定していた課題は以下でした。

・人事評価制度がなく、世間一般の賃金水準に達してないのかもしれない

・40代の中堅社員が若手社員の育成をできていない

・ビジョンがなく、若手社員に方向性が示せていない

WEB媒体の全社員に向けた意識調査と5名に選抜した社員への直接のヒアリングによる組織分析を実施し、その企業の課題を様々な観点から分析していきました。

組織分析後、優先順位を付けながら、取り組んだ主な施策は3つです。

全社員に向けての分析結果と、分析結果から取り組む施策を報告することによって、それだけでもモチベーションが上がった社員もいたようです。

1.ビジョンや行動指針の策定

2.人事評価制度やキャリアの明確化

3.就労環境の整備

4.選抜社員によるプロジェクトチームの立ち上げ

1と2と3を経営層と進めていきながら、4の全社員の意識向上を目的としたプロジェクトを数ヶ月続けていくことにより、社員の風土が改善していきました。

ご支援が終わった半年後に、そのIT企業の社長様からご相談がありました。

離職がなくなり、社内も落ち着いてきたので、業務改善や情報共有の効率化のためにクラウドサービスを導入していきたいという内容です。

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働き方改革やIT技術の向上により、人事・労務関連のクラウドサービス数多くリリースされてきています。ただ、全てのサービスを試したり、料金比較を自社で行うには、とても手間がかかりますが、企業ごとに最適なサービスを活用することで、大きなメリットをもたらします。

企業様ごとに業務効率化や情報の共有化などを目的にクラウドサービスの導入を検討するタイミングは様々です。
社内の風土が改善したタイミングであったり、社長から急に命じられる人事担当役員からご相談を受けることもあります。

社会保険労務士法人スマイングは、多数のクラウドサービスを実際に運用・管理してきたからこそ持っている事例やノウハウがあります。どこよりもクラウドサービスに詳しい「クラウド先生」として、あなたの会社に最適なクラウドサービスをご提案しております。

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