09/03/12 「夕礼」で残業が減少?
CTCテクノロジー(伊藤忠テクノソリューションズの子会社)では、朝礼に加えて「夕礼」を行っているとの事。
元々は朝礼の習慣が根付いていたらしいのですが、業務の性質上、社員は契約先企業へ出かけていることが多く、直行直帰もあることから、朝礼に参加できない社員も多かったため、社員のなかから夕礼もやりたいとの声が上がったそうです。
夕礼を追加することで、お互いの業務内容をしっかり把握できるようにしようと、毎日、午後5時半から夕礼がスタート。
思わぬ副産物となったのが、残業時間の減少です。
夕礼の中で、残業予定の有無を全員に確認すると、残業を申し出た社員の業務内容を他メンバーで検討し、手伝えることがあればみんなで取り組み、早く業務が終わるようにしているのです。
会社側が残業を減らそうと、照明を強制的に消したり、ノー残業デーを設けたりし取り組みますが、一方的な強制感があるため、社員側は納得した上で残業をしないようにはできません。
そんな事したって仕事があるんだから。。。と真っ暗な中でPCに向かったりするわけです。
社員が自発的に話し合いをし、メンバー間で業務に取り組むことで残業が減る。
社員のモチベーションや意識付けが、仕事の効率を上げ、内容も濃いものとなる効果がある事を立証している事例です。
「うちは無理」と最初から思わずに、どうやったら自社でも導入できるかを考えてみてはいかがでしょうか。
09/03/10 SEの名ばかり管理職認定、未払い残業4500万円支払命令
3月10日 朝日新聞より
職務上の権限を十分に持っていないのに「管理監督者」とされ、残業代が支払われなかったのは不当だとして、ソフトウエア会社の社員3人が未払い残業代の支払いなどを求めた訴訟で、東京地裁は9日、原告の訴えをおおむね認め、会社側に3年半分の残業代など計4500万円の支払いを命じる判決を下した。
判決によると、3人はシステムエンジニアで、90~93年に管理職の課長代理に昇格。
基本給の30%相当の 特励手当が支払われる代わりに残業代は出なくなった。
3人は月平均18~62時間の残業を行ったと認定された。
判決は「原告らは部下の人事考課や昇格を決める権限を持っていない。
プロジェクトチームの構成員を決定する権限すらなく、(管理監督者の定義である)経営者と一体的な立場にあるとは到底いえない」 とした。
原告側代理人は「名ばかり管理職がホワイトカラーでも蔓延している実態があらためて確認された」としている。