09/10/23 平成20年度は約196億円 労働基準監督署、監督指導による賃金不払残業の是正結果
10月22日の厚生労働省発表によると、昨年度の賃金不払残業に対する是正指導のうち、1企業当たり100万円以上の割増賃金が支払われた事案について、結果、約196億円の是正金額となったとの事。
是正企業数、是正金額とも前年度より減少しているものの、対象労働者数は約1200名増加しています。
これに定期監督の是正指導分が含まれると、是正企業数・金額・対象者数はもっと高くなります。
昨年度の是正指導の特徴として、厚生労働省では、労働者や家族から、各労働局、労働基準監督署に対し、長時間労働・賃金不払残業に関する相談が多数寄せられ、これらに対して重点的に監督指導を実施し是正させた結果を取りまとめたものと明記しています。
労働者個人からの申し立て・相談を元とした監督指導を強化し行っているということは、いつ臨検が入るか分らないということ。
11月1ヶ月間は「労働時間適正化キャンペーン」を実施するとの報道資料と合わせて、監督是正結果を発表している点、あなたの会社は大丈夫ですか?というシグナルのように思えます。
決して他人事ではありません。
ぜひ自社の労務管理状況を見直してみてください。

監督指導による賃金不払残業の是正結果
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/h1022-4.html
監督指導対象企業での賃金不払残業解消のための具体的取組例
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/dl/h1022-4d.pdf
「労働時間適正化キャンペーン」の実施について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/10/h1022-1.html