IT業界の人事労務、会社を守る就業規則、労務トラブル解決、監督署の是正指導対策、教育研修、自分でできる書式フォーム、人事・労務の最新情報

09/11/30 情報通信産業の7~9月期の雇用、前年比8万人減少


総務省が11月25日に発表した「情報通信産業の経済動向報告(2009年第3四半期)」によると、情報通信関連業種(通信業、情報サービス業等)の雇用は前年差8 万人減となり、前期(同4 万人減)から減少幅が拡大しています。

雇用者数全体に占める情報通信関連業種の割合は5.1%で前期と同程度。

雇用者数が減少した要因として、以下の動向があげられます。

【業種全体として】
●4四半期減少が続いており、今期は減少幅が拡大した
●2009年7~9月期は前年比▲3.5%と前期(▲1.9%)から減少幅が拡大
●通信事業者の設備投資も前年比▲15.9%と3四半期連続で減少

【業種別動向として】
●情報関連リース・レンタルが増加を維持し、広告業の減少幅が若干縮小
●情報通信業の減少幅が大幅に拡大したため、情報通信サービス業全体で減少幅が拡大

【ソフトウェア業として】
●企業の情報システム開発業等が減少傾向のまま
●前期プラスに寄与していた企業の情報システム管理運営業も減少に転じた
●市場調査等も減少、パッケージソフトウェア業も減少となり、全項目でマイナスとなっている

通信事業だけではなく業界全体として設備投資が落ち込んでいる事から、これに関わるソフトウェア開発関連コストも減少、かかる人材も縮小されている事から、雇用者数も減少傾向のままとなっています。

景気回復の影響も半年遅れとされる業界のため、まだしばらくは雇用者数減少も続くものとみられます。

情報通信産業の経済動向報告(2009年第3四半期) 概要
http://www.soumu.go.jp/main_content/000044947.pdf

情報通信産業の経済動向報告(2009年第3四半期) 報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000044949.pdf