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09/12/31 早期退職募集、3.4倍の201社 2009年上場企業


12月30日 日経ネット
2009年に早期退職(希望退職や転職支援など含む)を募集した上場企業は201社と、2008年の3.4倍に急増したことが日本経済新聞の集計で分かった。
また、退職金に上乗せされる割増退職金(再就職支援金など含む)の1人あたり平均額は445万円と前年より33%減少。企業業績の悪化などで退職条件が厳しくなっている。

企業の証券取引所への開示を集計した。
2009年の早期退職者は計21,966人で、2008年の2.8倍。
パイオニアはグループ会社も含め計1977人が募集に応じた。
2005年に1096万円だった1人当たりの割増退職金は今年、その半分以下に減った。
(以上、記事より)

早期退職制度は、50歳以上とか一定の年齢以降に、定年年齢に達する前に退職する制度で、一般的には、退職金が割増されたり、再就職先が斡旋されるなどの優遇措置があるもので、社員のキャリア支援策として定年前に転身する社員を援助する制度とされます。

対して希望退職制度は、業績が悪化した企業が、人件費削減のために一時的に早期退職をする社員を人員数限定で募集し、退職応募者に割増退職金を支払って退社してもらう制度で、退職の意思は社員から示されますが、退職金等は会社都合として扱います。

いずれも法的には、使用者と労働者間の雇用契約の合意解約といえるもので、前者は恒久的な制度として検討されますが、後者は時限的な制度として検討されます。


早期退職に応じて辞めるのが得か、それもと残るのが得かは、社員側も今後の将来に大きく影響するもの。
一方で、以前より割増退職金額が減少しているとの事ですが、少しでも社員に優遇できるものを模索しながら企業も生き残りに必死だというのも伺えます。

いろんな意味でここが踏ん張りところなのでしょう。。。

来年は明るく楽しい話題を多くお伝えできるような世の中になってくれる事を祈っています。
  
   

09/12/29 登録型派遣、一部業務は5年以内に禁止 労政審が答申


12月29日 asahi.com
労働者派遣法の改正を検討してきた労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)は28日、仕事があるときだけ雇用契約を結ぶ登録型派遣や製造業派遣の原則禁止を柱とする報告をまとめ、長妻昭厚労相に答申した。
派遣労働をめぐり、規制緩和から派遣社員の保護へと転じる内容だ。

公布日から3年以内に施行するが、登録型のうち一部業務はさらに2年の猶予を設け、5年以内に禁止する。与党内で調整し、政府は来年の通常国会に法案を提出する。

昨秋からの経済危機では、製造現場で長く働いていた派遣社員らの解雇や雇い止めが相次いだ。
短期の雇用契約を繰り返す登録型派遣も以前から問題視されてきた。
自公政権が昨年11月に国会に提出した派遣法改正案はこれらを容認していたため批判が強まり、民主、社民、国民新党は今年6月、登録型と製造業派遣の原則禁止を盛り込んだ改正案を提出した。

衆院解散でいずれも廃案になり、政権交代後に長妻厚労相が、改めて労働政策審議会に諮問していた。

報告では、登録型派遣の原則禁止は派遣社員や企業に与える影響が大きいため、施行は段階的に行うべきだと指摘。
登録型のうち、「比較的問題が少なく労働者のニーズもある業務」は、改正案の施行後、さらに2年の猶予期間を設けることが適当だとした。事務やサービス業への派遣が想定されている。

製造業への派遣は、雇用契約または雇用見込みが1年を超える「常用型」をのぞいて禁止し、2カ月以下の日雇い派遣も、秘書など専門性が高い業務をのぞいて禁止すべきだとした。
偽装請負など違法な派遣があった場合に、派遣先が派遣社員に直接雇用を申し込んだとみなす制度を創設することも盛り込まれた。
(以上、記事より)

企業のニーズに対応してきた感もある労働者派遣の取り扱いですが、ここにきて派遣労働者の保護という方針に転換されるようです。

原則5年以内で登録型派遣・製造業派遣を禁止するものですが、企業のニーズだけではなく、働く側としても、自分の働きたい時期に希望に合った仕事に就きたいというニーズがあることも事実です。

一部業務を除いて登録型は原則禁止となると、これはこれで働く機会が少なくなってしまうという点では、現時点で働くチャンスを減らすような施策が本当に現実的なのかと疑問を感じ得ません。

国の施策は、長期的なものと時限的に効果を上げるものとが必要とされるのでしょうが、どちらも現実とマッチしてなくちぐはぐな印象を受けるのは自分だけなのでしょうか。

今まで以上に、早急に現実を見据えた施策が必要とされていると思うのですが。。。

今後の労働者派遣制度の在り方について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003hjs-img/2r98520000003hla.pdf
  
   

09/12/26 雇用調整助成金の受給申請は減少傾向


12月25日の厚生労働省発表(速報値より)

【雇用調整助成金等休業等実施計画届提出事業所数及び対象者数】

大企業の届出事業所数は前月から171事業所減少し2,401事業所、対象者数は38,619人減少し404,975人。
中小企業の届出事業所数は前月から3,109事業所減少し78,991事業所、対象者数は78,000人減少し、1,450,974人。
届出事業所数合計は前月から3,280事業所減少し、81,392事業所、対象者数は116,619人減少し、1,855,949人。


【雇用調整助成金等の支給決定状況】


11月度支給事業所数は86,114社(前月より11,986社マイナス)
同月支給対象者は1,953,000人(前月より527,515人マイナス)
同月支給決定額は57,553,261千円(前月より16,162,220千円マイナス)


申請・支給決定とも10月をピークに減少しました。

支給要件が緩和された後、今後は1名あたりの支給限度日数も考慮しながらの支給申請となりますので、雇用状況に大きく変化がない限りは、減少傾向となっていくと思われます。

「雇用調整助成金等に係る休業等実施計画届受理状況、支給決定状況及び大量雇用変動届提出状況」について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003c1y.html
  
   
   

09/12/20 大学発ベンチャーに淘汰の波 起業急減、倒産・休止も増


12月21日 アサヒコム
大学の研究成果をもとに起業する「大学発ベンチャー」について、朝日新聞が全86の国立大学にアンケートしたところ、起業数が2005年度以降急減し、08年度はピーク時の4割弱に落ち込む一方、全体の約1割が倒産・休止するか、存続不明になっていた。
国は数千億円を投じて起業を進めてきたが、ここ数年は予算を絞っており、淘汰(とうた)が始まっている。

大学発ベンチャーは、01年発足の小泉内閣が「3年で1千社起業」を目標に掲げた。
04年度に法人化した国立大の多くは運営計画に「起業促進」を盛り込んでおり、来春の計画見直しを前に、01~08年度の起業数や経営状況などを尋ねた。

起業数は1081社で、東京大(138社)▽筑波大(63社)▽京都大(57社)▽大阪大(55社)▽東北大(53社)の順。
04年度の178社をピークに下降を続け、08年度は70社にとどまった。理工系学部を中心に、バイオやIT系が半数以上を占める。

一方、廃業を含む倒産と休止は49社。
05年度は3社だったが、8社(06年度)、10社(07年度)と増え、08年度は過去最多の13社に。09年度もすでに8社が確認されている。「連絡がとれない」など実態不明なのは67社あった。
(以上、記事より)

経済産業省では、当初、1兆8000億円の経済効果と14万人の雇用創出ができるとしていたが、実際には2008年度時点で経済波及効果が4800億円、雇用創出は33000人程度だったとの事。

元々、研究開発を得意としている学生が起業している事もあってか、営業基盤やしっかりした事業プランを持ち合わせていないベンチャー企業は、景気の影響がすぐに出やすいともいえます。
一方で、起業に対する一定程度の支援等がないと新技術の開発などが進まず、国内の技術力が落ちてしまうという面もあります。

日本の起業力を上げるためにも多少の支援は継続して欲しいとは思います。

が、約6000億円ともされる支援額を、2001年度以降のベンチャー支援額を経済産業省も文部科学省のどちらも把握できていないというのも、相変わらずの縦割りのバラマキ行政のおかげかと思うと困った話です。。。
  
   
   

09/12/18 上司の指示が間違っていたとき コミュニケーションが大事


上司からの指示が明らかに間違っていると分かったとき、部下がそれを指摘できる職場環境にあるかどうか。

自分の会社や組織はいかがでしょう。

法律を無視したような指示であっても、これを無視できるかというと、職場環境や上司との関係性によっては、なかなかそうはいかなかったりします。

とはいえ、やはり明らかに間違えた指示が出されたのであれば、指摘するところは指摘をし方向を修正して対応していかなくてはいけません。

コンプライアンス意識が高まってきている中、個々人で把握できる情報は限られており、だからこそ組織全体として誤った方向に会社が向かわないよう自制することも必要となってきます。

そこには上司と部下、同僚間でのコミュニケーションが重要となります。
組織内での縦横的なコミュニケーションです。一方的なものではありません。

コミュニケーションがとれていれば、たとえ違った指示であっても修正を促す事もできるでしょうし、上司もこれを受け入れる事ができます。
それぞれがストレスを抱えていたり仕事で悩んでいたりしても、これを聞き入れ組織をスムーズに動かす事ができます。
お互いの言いたい事、伝えたい事が、発せられる言葉や指示通りに、相手に伝わります。

不況と言われる時代だからこそ、組織が一体となって、社会的要請に応えていける力が必要とされているように感じます。
  
  

09/12/15 労働組合の組織率、34年ぶりに上昇 非正規組合員大幅増で0.4ポイント増え18.5%


労働組合の組織率が増えたとの気になる記事がありました。

12月11日 毎日新聞
長期低落が続いていた労働組合の組織率にようやく歯止めがかかった。
厚生労働省が10日発表した労働組合基礎調査(6月末時点)によると、労組の推定組織率(全雇用者に占める組合員の割合)は、前年を0・4ポイント上回る18・5%となり、1975年以来34年ぶりに上昇した。
雇用者数が減少する中で非正規雇用労働者の組合員が大幅に増えたことが要因だ。

労組の組織率は昨年、27年ぶりに前年と同率となり、回復傾向を見せていた。
背景には、失業率が過去最悪レベルで推移するなど雇用情勢が悪化する中、雇用維持を掲げる労組への期待が高まっていることがある。

調査結果によると、組合員数は1007万8000人(前年比0・1%増)で、組合数は2万6696と前年比で269の減。一方、雇用者数は同110万人減の5455万人だった。
雇用者減の中で組合員が増えたことが組織率を大きく押し上げた。
産業別では、宿泊業・飲食サービス業が同11・2%の大幅増。
卸売・小売業(同6・9%増)や運輸・郵便(同4・0%増)でも伸びが目立つが、建設(同3・1%減)や公務員(同3・1%減)は減少した。

雇用情勢が悪化すれば通常ではリストラなどで組合員が減るが、生産の落ち込みが目立った製造業では0・2%の減少にとどまった。
雇用調整助成金で大規模なリストラが避けられていることや、組合員ではなかった派遣など非正規労働者の雇用調整が先に進んだことが減少幅が小さかった理由とみられる。

一方、パート労働者の組合員は前年比13・7%増の70万人と2けたの伸び。
個人加盟の労組も組合員が前年比で7・8%増えた。
組合員の多くは非正規労働者とみられ、労組が非正規の組織化に力を入れたことが組織率の向上につながったとみられる。
労組の組織率は1949年の55・8%をピークに低下。75年に34・4%で前年を上回ったのを最後に下落を続け、83年に30%を切り、03年には20%を切った。

「地道な組織化の努力が実った結果だと思う」。
34年ぶりの組織率反転に連合の組織局担当者は喜びをかみしめる。
しかし、「雇用労働者が110万人も減っているのはショックだ」と取り巻く雇用情勢の厳しさに険しい表情になった。

連合は、07年の定期大会でパートや契約社員など非正規雇用労働者や中小零細の労働者への取り組みを最優先とする運動方針を決めた。
大企業の正社員や公務員中心の「正社員クラブ」とやゆされた運動からの転換で、流れが変わるきっかけとなった。
全労連など他の中央組織も個人で加入できる地域労組の活動に力を入れ、非正規の組織化に力を入れた。
(以上、記事より)

労働組合の組織率は20%を切ったまま減少傾向となっていましたが、ここにきて増加に転じたとのニュースは気になるところです。

派遣社員やパートの加入増加が加入数増加の要因となったのは想定されますが、それよりも気になるのは、個人加盟の労組も組合員が前年比で7・8%増えたこと。

企業からのご相談で圧倒的に多いのは、個人加盟ができるユニオンへ社員が加入していた事に関するものです。
特に20歳代の加入が多く、労働問題以外でも相談できる相手や仲間が欲しいとの理由で加入する人が増えているという現実を目の当たりにすると、一昔前の労働組合のイメージはなく、仲間作りのための組織と認識している人が多いといえます。

弁護士が未払い残業対策に乗り出すのでは?という気になる流れも合わせると、労務対策をしっかりできている企業とそうでない企業とで、大きく差が出てくる事に間違いありません。

労務トラブルは歯痛と一緒で、痛くなるまでがまんしてたり放っておいたりする事が圧倒的に多いです。
歯痛になってからの対処療法では遅すぎるのです。
事前のケアや定期メンテナンスで、ぜひ予防対策を講じてほしいと思います。
  
  

09/12/11 ボーナス20年前の水準に 今冬平均70万円


12月11日 日経ネット
日本経済新聞社が10日まとめた2009年冬のボーナス最終集計(1日現在)によると、1人当たりの税込み支給額(加重平均)は70万1571円と前年比14.81%減り、20年前の水準まで落ち込んだ。
過去最大の減少率となり、平均支給額は12万円減った計算。
自動車や電機など基幹製造業が軒並み 2割前後のマイナスとなり、消費は一段と厳しさを増しそうだ。

643社を対象に集計した。平均支給額が減るのは2年連続。
今冬の水準はIT(情報技術)バブル崩壊後の02年(72万8999円)を下回り、89年の69万2654円以来の低水準だ。
減少率は11月4日時点でまとめた中間集計(141社、14.04%減)とほぼ同水準で、1978年の調査開始以来最大となった。
(以上、記事より)

今冬のボーナス額の減少は以前より各ニュースでも取り上げられていましたが、支給平均額が20年前と同程度になってしまったようです。

20年前といえばバブル景気の絶頂期。
この頃のボーナス支給額は70万円ほどだったんでしょうが、右肩上がりの経済成長を続けていましたので、毎年のボーナスが減るという意識はなかった事と思います。

医療関連は好調のようですが、多くの業種では支給額目減りとされています。
雇用確保を優先した施策を行っているところが多いため、人件費圧縮のためには賃金への影響は避けられません。
デフレ宣言も出されましたが、来年こそは明るい兆しがみえて欲しいものです。
  
   

09/12/10 NTTデータ、インドでのソフト開発5000人体制に


12月10日 日経ネット
NTTデータはインドで現地企業の買収などを通じ2012年度までに5000人の開発要員を確保する。
これまで中国で主力の日本企業向けのシステム開発要員を増やしてきたが、欧米での受注拡大を目指し英語に堪能な人材を安い人件費で確保できるインドを新たな開発拠点とする。
インドでは先行する米IBMなども開発体制を強化しており、人材の争奪戦が激しさを増しそうだ。

NTTデータは12年度までの中期経営計画で、海外売上高を08年度比で5倍の3000億円に引き上げ、売上高に占める割合を20%とする方針を打ち出 している。
金融機関や製造業のシステム構築の受注拡大を目指し、これまで欧米やオーストラリアなどのシステム会社を買収してきた。
(以上、記事より)

今までは日本企業向けのシステム開発要員ととして、人件費が比較的安い中国に技術者を求めてきたため、これに伴いブリッジSEのニーズも多くありました。

欧米での受注拡大を狙い、インド技術者を抱えた開発拠点を強化するというもの。
ブリッジSEとしてのニーズも変化してきますので、これが日本国内の技術者雇用アップに直接つながるとはいえません。

日本国内でのシステム開発需要は企業の設備投資度合いに影響されますので、まだしばらくは積極的な開発需要とまではいかないようです。
となると、技術者要員アップももう少し先になるのでしょう。。。
  
  

09/12/09 2010年の雇用予測


2010年の雇用予測や労働組合の春闘交渉内容が取り上げられています。

12月8日 日経産業新聞
人材派遣大手のマンパワー・ジャパン(横浜市)は2010年1~3月期の国内雇用予測について7業種中6業種で改善するとの調査結果をまとめた。
6業種以上で改善がみられたのは06年の4~6月期以来、15四半期ぶり。
雇用調査は従業員を「増やす」と回答した企業から「減らす」と回答した企業の割合を引いた指数(季節調整後)で表し、全体ではマイナス1と前の四半期に比べ1ポイント改善した。

改善が目立つのは製造で、17ポイント改善してプラス7となった。プラスに転じるのは1年ぶり。
このほかに卸・小売りが3ポイント改善してゼロに、金融・保険・不動産、サービスは1ポイント改善し、それぞれプラス4、プラス3になった。

12月7日 時事通信ほか
鉄鋼、造船重機、非鉄金属の労働組合で構成する基幹労連は7日、2010年の春闘交渉でベースアップ(ベア)の統一要求を見送る方向で調整に入った。
世界的な不況で大幅に悪化した各業界の業績を踏まえた判断で、今回は定期昇給の完全実施や雇用確保が中心となる見通し。傘下の鉄鋼大手労組も見送りの方向で検討している。

隔年で交渉する基幹労連にとって、10年は交渉年に当たっており、8、9の両日に宮城県松島町で開く討論集会で中央執行部がベアの「統一要求は困難」と の考え方を提示する方針。
最終的な判断は個別労組に委ねられる見通しだが、JFEスチール、神戸製鋼所など大手鉄鋼の労組執行部もベアの統一要求を見送る意向だ。
(以上、記事より)

景況感は厳しいものの、雇用調整で減少した人材の補充や、その先を見据えて各業態とも雇用維持に努めているようです。

また来年の春闘では、一律ベースアップは望まず、定期昇給と雇用確保を優先するよう。
昇給率をどの程度まで上げられるかは、雇用確保と合わせて企業との厳しい交渉がされると予想されます。

ベースアップは基本として全社員給与総額のベースが上がるものであり、賃金テーブルの洗い替えにつながるものですから、法定福利費を含めた企業側の人件費負担が大きいものとなります。
定期昇給は従業員個人ごとに各賃金制度に基づいて昇給されるものであるため、人件費負担がベースアップよりも抑えることができます。

労働組合という事情があるにせよ、同業各社の給与ベースを一律で調整するというのは、時流にもそぐわなくなってきているともいえるようです。
  
   
   

09/12/08 トーマツイノベーション共同開催!仕事の5力、IT業界の人事労務と就業規則セミナー


トーマツイノベーション株式会社と共同開催のセミナーです。

ビジネスパーソンにとって必須の基本スキルである「5つの力」がテーマです。
5つの力とは、「聴く力」、「考える力」、「話す力」、「書く力」そして「時間力」です。

新入社員~若手・中堅社員が会社の戦力として成長していく過程で、専門的な知識、技術、スキルを習得していきますが、これらは、その土台となる「基本スキル」が身についていない限り、習得できるものではありません。

今後、社員の成長を加速させるためには、新入社員~若手・中堅社員時代に、いかに基礎的なビジネススキルを身につけておくかが重要なポイントとなります。

本セミナーでは、トーマツイノベーション(株)の研修でも特に好評な「仕事の5力(ごぢから)」研修よりエッセンスを抜き出し、仕事の5力(ごぢから)とは何か、それぞれどこがポイントなのか、どうすれば身につけられるのか、そして仕事でどう役立てるのかを体感頂けます。

ま たIT関連企業の人事労務と就業規則では、業界特有の人事労務の特徴を踏まえた上で、会社も安心し、社員が納得でき、結果として会社が発展していくための 「積極的なルール作り」という視点から、どのような労務管理を行えば労務トラブルを未然に防止することができるのか、自社のルールを就業規則として規定す る場合のポイントはどこにあるのか等について、来年4月からの労働基準法改正ポイントも交えて分かりやすく解説していきます。

■社員の仕事力をアップして社員に企業の戦力として成長もらいたいとお考えの経営者の方
■仕事の5力(考える力・書く力・聴く力・時間力)アップのためのシンプルしかけを体感したい方
■IT業界特有の人事労務の特長を知り、課題解決を図りたい方
に、ぜひご参加いただきたいセミナーです。

セミナーのポイント

第1部 仕事の5力(ごぢから)体感 14:30 ~ 15:30
(1) 仕事の5力(ごぢから)の必要性
(2) 5力(ごぢから)模擬研修
ポジティブリスニング、ロジカルシンキング、アクティブ・トーキング、ライティングシート、タイムマネジメント

第2部 IT関連企業の人事労務と就業規則 15:40 ~ 16:40
(1) IT関連企業に起こりがちな労務トラブル 
(2) 会社に合った労働時間管理・休日・休憩時間の決め方(休職・復職、
外国人雇用、偽装派遣問題)
(3) 就業規則が会社の業績を左右する


★ 就業規則無料診断
当日、就業規則を持参いただくと、その場で改善点・未対応部分があるかどうかの無料診断を行います。
就業規則の無料診断を希望される場合は、貴社の就業規則(コピー)をご持参ください。

【セミナー概要】
【開催日時】
2010年1月14日(木) 14:30
~17:00

【講師】
鈴木義之氏(トーマツイノベーション株式会社 経営コンサルティング本部シニアマネージャー)
成澤紀美(特定社会保険労務士 株式会社スマイング取締役)

【定員】 30名

【参加料金】 3,000円


【会場】
九段下フィナンシャルビル
http://www.financialclub.jp/access/index.html

〒100-0013 東京都千代田区飯田橋1-3-7
東京メトロ「九段下駅」より徒歩3分
・都営新宿線 3a出口【九段下方面改札より】
・半蔵門線 3a出口【表記なし:渋谷寄り改札より】
・東西線 7番出口【富士見口改札より】
JR、東京メトロ「飯田橋駅」より徒歩10分

【セミナーの詳細・お申込み
本セミナーの詳細・お申込みは以下よりお願いいたします。
http://www.nari-sr.net/seminar/20100114/

皆さまのご参加をお待ちしております。
  

09/12/06 厚労省、国保保険料の年間上限を63万円に引き上げ 10年度から


12月5日 NIKKEINET
厚生労働省は4日、市町村ごとに運営する国民健康保険(国保)の保険料の年間上限額を来年度から4万円引き上げて、63万円とする方針を社会保障審議会に示した。
高所得層の負担を高め、これを財源に中所得層の保険料負担を軽くする狙いだ。政令の改正を進める。

国保には自営業者や失業者らが加入している。
保険料の算定方法は市町村ごとに異なるが、高所得層の負担が際限なく増えるのを防ぐため、国が上限額を一律に定めている。
現在の上限額は年間59万円だが、63万円にする。引き上げ幅は1993年度と並び最大。

国保の財政は景気低迷による保険料収入の減少や医療費の増大で悪化している。
2008年度は一般会計から約2585億円が赤字の穴埋めに使われており、厚労省は改善措置を検討していた。
保険料の上限を引き上げて国保の収支を改善し、中所得層の保険料を下げるように市町村を指導する。
低所得層には税投入で保険料を軽減する仕組みがすでにある。
(以上、記事より)

国民健康保険の保険料値上げがほぼ決定されるようです。
単身世帯の年間所得で見ると、現行は約700万円で上限額に該当していたものが約760万円に上がるとの事。

これにより中間所得者層の保険料負担の増加を抑えられるとしていますが、上限の保険料で月額5万円超の保険料負担が妥当といえるのかどうか疑問を感じます。
保険料滞納者の問題や低所得者への配慮など、根本的に解決すべき課題を積極的に解決しない状態での保険料増額は、先を見据えた対策とはいえず対処療法にしか感じられません。

国民皆保険が基本施策としている保険制度で、企業が加入する健康保険制度とのかい離が大きくなっている点も、大きな問題でしょう。

根本的な課題を解決しない限り、医療・年金制度のゆがみ解消にはつながらないと思うのですが。。。
  
   

09/12/02 雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)の支給要件が緩和されました


12月1日より、雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)の支給要件が以下に緩和されました。

生産量の要件変更(いずれも満たしている事が必要です)
1.最近3ヶ月間での売上高または生産量が、月平均値で前々年同期に比べ10%以上減少していること
2.直近の決算等の経常損益が赤字であること(ただし、対象期間の初日が平成21年12月2日から平成22年12月1日までの間にあるものに限る)。

従来の要件である、売上高又は生産量の最近3か月間の月平均値がその直前3か月又は前年同期に比べ5%減少していること(ただし直近の決算等の経常損益が赤字であれば5%未満の減少でも
可)と、上記のいずれかを満たしていれば支給申請ができる事となりますので、これから支給申請を予定されている場合は、ご注意ください。

雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)の要件緩和について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002q03-img/2r98520000002q1l.pdf
   
    

09/12/01 確定拠出年金の企業型、個人も掛け金 積み立て65歳まで


11月30日 日経ネット
厚生労働省は企業年金の一つである確定拠出年金制度を拡充する方針を固めた。
企業が掛け金を出す「企業型確定拠出年金」に個人も掛け金を拠出できるようにするほか、積立期間の上限を現行の60歳から65歳に引き上げる。
中小企業を中心に利用されている適格退職年金制度は2012年3月末に廃止になる予定で、その受け皿としても使い勝手をよくする狙い。早ければ来年の通常国会に関連法案を提出する。
(以上、記事より)

適格年金制度からの移行先を検討するには積立不足額の問題が大きく、移行先での積立不足解消が課題となります。

JALの企業年金問題でも大きく取り上げられた積立不足額の解消は、適格年金制度を利用している中小企業にとっても決して対岸の火事ではなく、目の前に迫っている課題である事には間違いありません。

現行の企業型401kでは、企業が拠出する掛金額のみでの運用となりますが、これに個人の掛金が任意に加算できるようになると、制度への弾力性が高まり、適格年金制度からの移行先受け皿としての活用にも幅が出てきます。
積立期間の延長と合わせた活用に期待したいところです。