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10/03/12 企業におけるメンタルヘルスのポイント セルフケア


2006年厚生労働省策定の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では以下の4つのケアを推進することとしています。

・労働者自身 による「セルフケア」
・管理監督者による「ラインによるケア」
・事業場内の健康管理担当者による「事業場内産業保険スタッフ等によるケ ア」
・事業場外の専門家による「事業場外資源によるケア」

この中で最も基本的なことであり、かつ最も重要なものが「セルフケア」 です。

セルフケアとは労働者自身がストレスに気づき、これに対処するための知識や方法を学び、それを実行すること、とあります。

自 分のことを一番良く知っているのは「自分自身」なので、自分の状態に気づくことがメンタル面の不調を早期に気づき、早期に対応できる方法となります。

現 在は組織のフラット化が進み、上司が部下の労働時間や業務内容を的確に把握し、マネジメントしていくことが難しくなってきています。

上司 による「ラインによるケア」が十分に機能しない企業も増えている現状にあっては、従業員一人ひとりの「セルフケア」の重要性はますますアップしていると考 えられます。

従業員本人が意識をすることで、早い段階で対応が可能となるため、メンタルヘルス対策では「セルフケア」に重点を置くことが 合理的かつ効率的といえます。

使用者側が従業員に対して行うセルフケアに関する教育研修・情報提供として必要なものは以下のものがありま す。

・メンタルヘルスケアに関する事業場の方針
・ストレス及びメンタルヘルスケアに関する基礎知識
・セルフケアの重要 性、心の健康問題に関する基礎知識
・ストレスへの気づき方
・ストレスの予防、軽減、対処法
・自発的な相談の有用性
・事業 場内の相談先、事業場外資源に関する情報

労働者が自発的に相談しやすい環境を整備することと、ストレスへの気づきを容易にするため定期的 なストレス診断の実施を行うことは使用者側が行うべきメンタルヘルス対策として必須である、といえます。