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IT開発者は、アウトドアでの作業が効果的

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

シトリックス・システムズ・ジャパンが行った「ワークスタイルとデジタルトランスフォーメーションに関する意識調査2016」によれば、52%の人が「勤務時間・勤務場所ともに自由に選択できる」働き方を選択しています。

業務のデジタル化については、大多数が社内コミュニケーション、情報共有や社員管理に関連する業務でデジタル化が不十分と考えており、5年後のデジタル化の必要性を求めていることも分かりました。

10月末に日本オラクルが「エンジニアをアウトドアに解放する」をテーマに行ったセッションで、現代のエンジニアに「PCを持ち、自然に出よう」という提案が行われました。

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欧米に比べて、日本の開発者の労働時間は長く、報酬も低いという調査結果もありますが、本来、開発という仕事は創造的な楽しい仕事であり、オフィス内でずっと座っているよりも、キャンプなど自然と関わるアウトドアは仕事に対するやりがい、生産性やチーム力向上において効果的だというのが提案の理由でしょうか。

シトリックスの調査結果からも、「勤務時間・勤務場所ともに自由に選択できる」を望む声は多く、アウトドアでの開発は極端かもしれませんが、場所に捉われない働き方は、今後、拡大していく可能性を秘めています。

働き方改革を支援する雇用関係助成金もあります

http://www.nari-sr.net/media/seminar/20160531

参考)半数以上が自由に選択できる働き方を希望–シトリックスのワークスタイル調査

http://japan.zdnet.com/article/35092484/

エンジニアを自然のなかに解放。「アウトドア開発」は何を生むか

https://newspicks.com/news/1885776/body/

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