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部下への指示の出し方、話し方

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

最近、部下にどのように指示を出したらいいのか、どうすれば意図が上手く伝わるかというご相談をよく耳にします。

4月に入社した社員の研修期間が終わり、そろそろ本来の部署に配属される時期ですので、IT業界でも同じようなお悩みをお持ちの社員は多いのではないでしょうか。

「ペップトーク」をご存知でしょうか

アメリカではIT技術者のモチベーションアップやセールスマンの営業研修に取り入られており、「pep」元気・活力の意味が語源の話し方になります。

アメリカでは「ペップトーク」という話し方によって、緊張や不安をやる気に変え、本来持つ力を最大限に引き出し、ビジネスや政治から日常生活にまで広く取り入れられるようになっております。

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ペップトークは、以下のシンプルな構造で話が組み立てられています。

①  受容(事実の受け入れ)

相手の状況をいったん受け入れる

②  承認(とらえかた変換)

相手の状況や感情をプラスの表現に転換する

③  行動(してほしい変換)

相手の行動を促す

④  激励(背中のひと押し)

相手の性格を考えながら、その人にふさわしい言葉をかける

人は、生まれながらに認められたいという承認欲求をもっており、自分が必要とされていると実感し、認められたいものです

 

どのように部下に指示を出すか、意図を伝えるかもよりも、相手の状況や思考の傾向を受け入れて、相手にふさわしい言葉掛けを探すことが効果的であり、職場におけるお悩みを解消できるかもしれません。

「承認」でイキイキとした職場にしませんか?

https://www.it-jinji.net/business/training/

参考)アメリカがチームスポーツに強い意外な理由

~「人を動かす」シンプルな話し方に秘密がある~

http://toyokeizai.net/articles/-/179396

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