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エンジニアがテレワークで感じたメリット・デメリット

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

エンジニア派遣事業などを手掛けるVSN社による「コロナ禍における働き方に関する意識調査」の結果が発表されました。

「テレワークの良かった点は何ですか?」について聞いたところ、「通勤しなくて良いから」(65%)が最も多く、順に「時間配分の自由度が高くなるから」(25%)、「プライベートに使える時間が増えるから」(24%)と続き、時間の使い方に関するメリットが集中した。もともとエンジニアの仕事は場所を問わずできるものも多く、従来の制約がなくなった点にメリットを強く感じているようです。

デメリットとして挙がったものは「チームでのコミュニケーションがとりづらい」(32%)が最も多く、順に「仕事とプライベートの切り替えが難しいから」(24%)、「他部署とのコミュニケーションがとりづらい」(22%)となります。

「今後もテレワークを継続したいですか?」と聞いたところ、週1日以上テレワークを実施しているエンジニアが「はい」と回答した割合は75%となり、実施日数の内訳とすると週のテレワーク実施日数が増えるごとに「はい」と回答した割合がおおむね高まっているが、「週4日」と「週5日以上」のみ例外で、テレワーク日数の多い週5日以上の方が、「はい」と答えた割合が低くなります。

コミュニケーションなどの必要性から、フルリモートではなく週に1日程度はオフィスで仕事したいと考えている層が一定数いるようで、テレワークを週1日未満しか実施していないエンジニアでは今後もテレワークを継続したいと回答した割合が20%と、テレワークの実施有無がエンジニアの「テレワーク観」に大きく影響しているようです。

 200819

IT業界は、他の業界よりもテレワーク導入率が突出しているといった調査結果もあり、テレワークに関する制度を検討しており、テレワーク規程等の見直しのご依頼も増えております。

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