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新成人の理想の働き方はハイブリッドワーク

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

サイボウズ チームワーク総研社は、2022年度に新成人となる学生を対象に、社会人の理想の働き方についての調査を行っています。

「社会人になったら、どのような働き方がしたいか」を尋ねた質問では、「通勤とテレワークどちらも」と回答した人が7割を超えており、選択肢ごとに見ると「日時は自分の裁量で選択」とした人が4割と最も多く、次いで「日時は会社の指示」が3割となっています。

「通勤出社のみ」を理想の働き方とした人はわずか2割に留まったというが、通勤出社を希望すると回答した人のうち、7割が現在の授業形式が「対面授業が多い」と回答していたという結果より、同社は授業形式が働き方の想像にも影響を及ぼしている可能性があると考察しています。

自由回答で「自身が選択しなかった働き方への不安」を聞いたところ、「通勤出社のみ」での不安は、新型コロナウイルスの感染リスクへの不安や、通勤時間が無駄、テレワークでもできる仕事を通勤出社するメリットがわからないといった回答が、「テレワークのみ」での不安は、コミュニケーションに関しての不安、自身の精神面などのコンディションへの不安などの回答が、「通勤時間・テレワークどちらかに固定した働き方」では、コロナに対する不安があるため、個人で判断をさせてほしいといった、柔軟な対応ができないことへの不安が挙げられています。

サイボウズ チームワーク総研社は、以上の調査結果を踏まえ、新成人となる学生が社会人になる日はそう遠くないと前置きし、彼らを受け入れる現社会人には柔軟な働き方への早急な対応が必要となると見解を示しています。

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2021年後半からオフィスへの出社日数を徐々に増やされているIT企業もありますが、オミクロン株の影響が出始めており、出社をどうされるか悩まれている声も耳にします。

リモートワーク・出社・ハイブリッド、それぞれの目的に合わせて使い分けも重要かもしれません。

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