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企業と従業員の健康課題への認識に関する調査

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

マイナビ社、「企業と従業員の健康課題への認識に関する調査」の結果を発表しています。

従業員が自身の健康面で気になっていることは、「運動不足」(39.9%)が最も多く、順に「ストレス」(35.2%)、「肥満」(24.2%)と続き、7割が、何かしらの健康面に不安を抱えているようです。

企業の従業員の健康課題解決のための取り組みについては、50.0%の企業が「取り組んでいない」と回答しており、従業員の多くが健康課題を抱えている反面、課題解決に取り組む企業は半数になります。

従業員にメンタル面で不調を感じることがあるか聞いたところ、「はい」と回答したのは33.4%で、そのうち仕事への影響を多少なりとも感じている人は85.8%という結果となります。

メンタル不調への対策について聞くと、「何もしていない」(37.0%)が最も多く、順に「ウェブで検索できることを調べた」(25.6%)、「医療機関を受診」(24.2%)と続いており、メンタルヘルスに課題を感じながらも、自分自身で対策ができていない従業員が一定数いることが分かります。

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5月は、メンタルヘルス関連のご相談は例年通り多いように見受けられます。

メンタルヘルスケアは、「セルフケア」、「ラインによるケア」、「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」及び「事業場外資源によるケア」の「4つのケア」が継続的かつ計画的に行われることが重要とされております。

この調査によると「セルフケア」ができていない従業員も多いようですので、会社としての何かしらの取り組みも検討されても良いのかもしれません。

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