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ITエンジニアへ、疲労は身体からのアラームです

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

厚生労働省の調査によれば、38.7%の人が半年以上続く慢性的な疲労を感じており、文部科学省の調査でも約45%に半年以上続く慢性的な疲労が認められています。

 

生活や労働環境の変化に伴い、ストレスの質が変わってきたといえるかもしれません。

 

慢性的な疲労のきっかけの一つは、ストレスであり、人間関係の悩みなどの「精神的ストレス」だけではなく、過重労働や激しい運動のような「身体的ストレス」、紫外線や化学物質、猛暑、感染症などのさまざまな「生活環境ストレス」もあります。

 

疲れは、痛みや発熱と並び、体の異常や変調を本人に知らせるアラームになり、無視して働き続けると深刻な事態に陥ることもあるため、その日の疲れはその日のうちに回復させることを自ら意識することが大切です。

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IT業界は他の業界に比べ、長時間労働の傾向が高く、常駐先がよく変わることなど、ストレスの要因が多く、「だるい」「朝、起きられない」「休んでも、疲れが残る」などの状態の社員が多いのではないのでしょうか。

 

社員の身体的・精神的な健康状態が悪いと、生産性の低下やうつの原因にもつながります。

 

脳の機能異常により、疲れているのに疲労感を自覚できなくなることが研究から明らかになっており、日頃から疲れの状態を社員にセルフチェックしてもらうことや、会社から健康に配慮した取組みや、同僚から共感してもらい感情表現を促すことも重要です。

 

 

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参考)その疲れは「休め」のサイン!あなたの疲労度は?

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/15/111700008/080400091/

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