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働く意欲に関する調査

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

人材育成コンサルティング支援を行うNEWONE社が、社会人1~3年目、4~6年目、管理職にそれぞれ「働く意欲はどこから湧いてくるか」の調査の結果を発表しています。

社会人1~3年目の1位は「プライベートを充実させる」(20.5%)、2位は「人間的な成長」(19.5%)、3位は「満足のいく収入を得ること」(15.5%)となり、1位の「プライベートを充実させる」は12年前の同調査から11.5ポイント増と、最も大きく増加しています。

管理職の1位は「人間的な成長」(24.0%)となり、順に「自分のスキルや市場価値を高める」(18.0%)、「満足のいく収入を得ること」(10.0%)となります。

若手社員が前向きに、主体的に働くために企業は何を提供すべきか聞いたところ、社会人1~3年目の1位は「発言しやすく、信頼できる職場メンバーと風土」(14.0%)となり、順に「成果が明確に反映されるインセンティブ制度」(11.2%)、「リモートワークなどの柔軟で働きやすい環境」(11.0%)となります。

管理職の1位は「本人のキャリア意向を踏まえた仕事アサイン」(18.0%)となり、順に「成果が明確に反映されるインセンティブ制度」(15.8%)、「発言しやすく、信頼できる職場メンバーと風土」(13.3%)となります。

同社は「若手社員と管理職の仕事に対する意識にはギャップがある。それぞれの価値観を受け入れ、その上でお互いに理解を深めてコミュニケーションをとることが大切だ。管理職はパワハラにつながらないよう、最近の若者の意識もアップデートしてほしい」とコメントしています。

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若手も管理職も「成果が明確に反映されるインセンティブ制度」・「発言しやすく、信頼できる職場メンバーと風土」が上位にランクインしております。

新型コロナの影響により、テレワークを継続している企業だと、2年近くが経ちます。会社の風土・コミュニケーションの活性方法を検討したり、人事評価制度を見直す企業も増えてきております。

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