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社会人の約7割が 職場で弱音を吐かない

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

ライボ社の調査によれば、社会人の76%が仕事によりメンタルに不調を感じていてるようです。

また、職場で弱音を吐かないようにしている人は74.6%おり、その理由として「弱音を言うイメージを付けたくない」(40.3%)、「人に話すのが面倒」(36.6%)、「弱音は良くないと思っている」(29.1%)といったコメントが多く挙げられています。

「弱音を吐かないようにしている」と回答した人に対し、我慢することによる影響を尋ねたところ、「やる気がなくなる」(36.2%)が最も多く、次いで「身体的な不調を感じるようになる」(33.6%)、「より不調を感じるようになる」(32.5%)となります。

職場で弱音を吐く人に対し、メンタルの不調を話したくない相手は誰かを聞いたところ「上司」(47.0%)が最も多く、次いで「部下」(19.1%)、「人事」(17.5%)となります。

また、職場にメンタルケアがあると回答した人は、「相談窓口がある」(62.1%)が最も多く、次いで「定期的に個人面談がある」(43.2%)、「メンタルヘルスのガイドラインの周知」(37.2%)となっております。

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リモートワークから出社の頻度が変わり、対面で接する機会が増えてきておりますので、メンタル不調者が増えたというご相談もIT企業から聞くようになりました。

職場でのメンタルケアも重要ですが、労働者によるストレスの気づき・対処といったセルフケアも心の健康保持増進のためには重要になります。

セルフケアに関する教育や研修を行うことも予防の効果があるかもしれません。

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