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仕事の意識度調査、8割が仕事をしたくない・行きたくない

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

Job総研を運営するライボ社の、20~50代の社会人を対象にした、「2022年 仕事の意識度調査」によれば「仕事をしたくない、行きたくない」と感じた経験はあるか聞いたところ、77.0%が「ある」と回答しておりました。

仕事をしたくないと感じる理由では、「やる気がでない」(60.3%)が最も多く、「仕事が面白くない」(45.2%)、「忙しい仕事が待っている」(42.9%)、「人間関係が悪い」(34.3%)、「朝起きるのが辛い」(32.2%)と続き、最も少なかったのは「通勤がしんどい」(21.0%)になります。

仕事をしたくないと感じる瞬間については、「朝起きた時」(66.0%)が最も多く、次いで「職場で嫌なことがあった時」(42.1%)、「日曜日の夜」(35.1%)、「寝る前」(30.6%)、「週明け」(26.5%)で、最下位は「仕事から帰る時」(8.3%)になります。

嘘をついてズル休みをした経験の有無については、全体の37.8%が「ある」と回答しており、経験があると回答した人に年間のズル休み日数を尋ねたところ、最も多かったのは「1日」(45.5%)が最も多く、次いで「2日」(23.3%)、「3日」(13.8%)となり、回答者からは「健康が1番なので心身共に限界が近かったらズル休みでも休んだほうが良い」「自分の仕事をコントロールできる範囲、迷惑をかけない範囲で息を抜くのは大事だと思う」「ズル休みは聞こえが悪いかもしれないけど、遠慮せず休みをとって良いと思う」という声が多げられていましす。

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そろそろ「秋うつ」といった言葉を聞くような時期になってきますが「秋うつ」を引き起こす原因の一つは、夏から日照時間が身近来ることによる「セロトニン」と呼ばれる気持ちを明るくしたり、やる気を出させる脳内ホルモンが減少することと言われています。

 

ITエンジニアは、日光に当たる時間が元々短く、室内にいることが多いような傾向があるようにも見受けられます。在宅勤務でも照明を明るいものに取り替えたること、朝起きてカーテンを空けること、随時ストレッチをするなどの運動を習慣化することで脳内ホルモンが出やすい状態にすることが効果的です。

 

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