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ITエンジニア 成果に見合った正当な評価を求める傾向

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

パーソルホールディングス社はITエンジニアの勤務実態に関する調査結果を発表しています。

評価制度の「現在」と「理想」について聞くと、理想の制度として「評価項目が分かりやすく周知されている」(29.7%)、「公平性がある・えこひいきがない」(27.7%)、「成果主義」(27.5%)が上位に挙がっており、成果に見合った正当な評価を求める傾向があると同社は推察するしています。また、理想と現在の差が最も大きかった項目は「公平性がある・えこひいきがない」で、理想が27.7%だったのに対し、現実は8%となります。

経営層と上司それぞれの「現在」と「理想」については、経営層/上司両方に求めることは「的確な指示」「リーダーシップ」「決断力」が多く、どれも理想と現実の隔たりが大きくなっています。

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帝国データバンク社の2023年7月の人手不足に関する調査では、情報サービス産業が74%と業種別で最も高くなっていました。

ITエンジニアは、人手不足の影響などもあり給与相場も高騰しておりまので、成果に見合った正当な評価を求める傾向があることの背景になっているかもしれません。

IT企業から人事評価制度の導入・見直しの相談が増えている理由と想定されます。

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