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入社前後のギャップが原因で辞職したことがある人は5割超え

執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

エン・ジャパン社の調査により、入社前後でギャップを感じたことがある人は8割に上り、実際にギャップが原因で辞職したことがある人は5割を超えることがわかりました。

入社前後でギャップを感じたことがある人は79%になり、ギャップがあったポイントについては「仕事の内容」が44%で最も多く、次に「職場の雰囲気」(32%)、「仕事の量」(26%)と続いています。

ギャップが原因で仕事を辞めたことがある人は55%になり、退職の原因になったギャップは「職場の雰囲気」(29%)、「仕事の内容」(24%)が上位に挙がっています。

ギャップを感じることなく就業するためには、どんな対策が必要については、「良い面だけでなく悪い面も教えてくれる会社を選ぶ」(63%)、「疑問・不安な点は入社前に必ず確認する」(61%)などの意見が挙がっています。

一方で「嬉しいギャップ」「良いギャップ」については「事前の職場見学の雰囲気がピリッとしていたが、入ってみたら先輩社員が親身に相談に乗ってくれたり、温かく迎え入れてくれた」、「仕事量が多く、難しい内容なのに、ゆとりを持って仕事をしており、アットホームな雰囲気に良いギャップがあった」といった声が寄せられてります。

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この調査結果や挙げられた意見によれば、「職場の雰囲気」が良い印象にも退職の原因にもつながるギャップになっているように捉えられます。

IT業界はテレワークが継続している企業もあれば、テレワークから出社に戻しつつある企業もあるように見受けられます。今後も人手不足も続くことが想定されますので、改めて「職場の雰囲気」の向上に取り組まれるのも一考です。

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